スーパー淋病に感染すると抗生物質が効かない!?

薬を飲む男性

淋菌に感染した場合、既存の抗生物質などを用いて治療することができれば良いですが、近年は抗生物質に対して薬剤耐性のあるスーパー淋病が登場しています。これは、既存の薬では治療することができないので、感染してしまうと治療できない場合があるのです。医療技術が未発達であった時代は性感染症の致死率が高かったり、不治の病として恐れられていたりしたこともありましたが、新薬の開発が間に合わずに治療することができなければ、昔のようになってしまう可能性があります。WHOもその危険性を警告しているため、スーパー淋病に感染しないようにするということを意識しておかなければならないでしょう。

淋病に非常に効果があると言われている2種類の抗生物質が効かなかったスーパー淋病の発見は、イギリス人男性が東南アジアで性行為を行ったときに感染したときが初めてだったと言われています。淋病はイギリスで2番目に多い性感染症であり、その治療法は確立されているはずでしたが、世界的に淋病の治療として抗生物質を乱用していた影響で、薬剤耐性を持った淋菌が誕生してしまったのです。

スーパー淋病に感染してしまうと、これまで用いられていた抗生物質が効かないので、致死率が高くなってしまったり、昔のように不治の病となってしまったりする可能性もあります。もちろん、そういった薬剤耐性を持った菌に対して効果的な新薬の開発は進められていますが、新たな治療薬が誕生しても、またその治療薬では治すことができない淋菌が誕生してしまうのです。WHOもその恐ろしさを警告しているわけですが、非常に危険であるため、とにかく感染してしまわないことが重要だと言えるでしょう。

スーパー淋病に感染しないようにするためには、性病予防をしっかりと行うことが大切です。性行為の際にはコンドームをしっかりと装着するようにする、不特定多数の人と性的な関係を持たないことで予防を行うことができます。予防をきちんと行うためには、性病に関する知識を正しく持つということも重要でしょう。パートナーがいる場合は、自分だけが気をつけても意味がありませんので、パートナーと一緒に性感染症についての勉強を行ったり予防を行ったりするようにすると良いです。新しい治療薬の開発は日々進められていますが、いくら最新の薬が登場しても、時間が経てばそれに耐性のある菌が誕生してしまうので、治療薬に期待するのではなく、感染を防ぐことができるようにしてください。