淋病とクラミジアは症状に共通点が多いので間違えやすい!

落ち込んでいる男性

性感染症には様々なものがありますが、まったく違う症状があらわれる病気もあれば、判別が難しいような、似ている症状があらわれるものもあります。淋病はクラミジアと非常に似ているため、どちらの病気であるか判断を間違わないためにも、その特徴をしっかりと把握しておく必要があるのです。似ていますが見分けるポイントもあるので、覚えておくと良いでしょう。

淋病もクラミジアも、男性の場合は尿道に炎症が生じます。そうすると、尿道に違和感を覚えるようになり排尿痛が起こることが多いです。また、尿道からは膿のような分泌物が排出されるようになりますが、これらには違っている部分もあります。それは症状の度合いであり、淋菌に感染したときのほうがひどい状況になってしまうのです。たとえば排尿痛は耐え難い痛みのものとなってしまったり、膿は透明ではなく白や黄色っぽい粘り気のある多量のものであったりします。

ただし、女性の場合はどちらの病気か判別しづらい傾向にあります。男性と同様に淋病のほうがひどくなると言われていますが、それでも激しい排尿痛を感じるようなことはありませんので、病気を自覚することができないと言えるでしょう。おりものの増加や不正出血、下腹部や性交時の痛みは軽度であることが多いので気づかないこともあるのです。病気が原因で頻尿になってしまう女性もいますが、これも性病由来ではないと思ったり年齢のせいだと勘違いしたりすることが多いので、頻尿によって自覚することも難しいと言えます。

男性は治療せずに放置してしまうと精巣上体炎、女性は子宮頚管炎を引き起こしてしまうことがあり、不妊の確率を高めてしまうのです。精巣上体炎から無精子症や、子宮頚管炎から排卵異常などが起こることもあり、不妊となってしまうことがあります。淋病やクラミジアは細菌が原因となって感染する病気であり、種類は違えどもウイルス性ではなく細菌という共通点があるので、似た症状も起こりやすいです。感染経路も性行為によるものが非常に多いという点が似ていると言えるでしょう。

淋病もクラミジアも性行為が原因となって誰にでも感染してしまう恐れがある性病なので、しっかりと予防しておくことが大切です。また、性病ではないと勘違いしないようにするためにも、どのような症状があるのか知っておかなければならないですし、淋病とクラミジアの違いも認識しておくことが大切だと言えます。男性の場合は違いを感じ取ることができる場合がありますが、女性の場合は難しいので、最終的な判断は医師に任せる必要があるでしょう。